亀戸天神の神忌祭(松明まつり)のお尋ねに答えて
亀戸天神では、3月25日に神忌祭(松明祭り)が行なわれています。
日記blogの方に、神忌祭(松明まつり)に関するお問合せがありました。コメントでお答えしようかと思ったのですが、書いているうちに記事として残しておいた方がいいなぁと思い、こちらにお答えをアップさせていただきます。
:なぜ松明に「竹」を使うのか?
:どこの竹なのか?
昔は、松明ですから松を使っていたそうです。
ご存知のように亀戸天神は藤で有名ですが、境内の藤棚は竹で作られています。藤棚を新しくする時には、竹を取り替えているんですよ。
いつの頃からか(私が生まれるずっと前です)分からないのですが、その藤棚で使っていた竹を、神忌祭に奉仕する人が持ち、竹松明として使うようになったんです。
ですから竹は藤棚の竹で、理由は不明ですが、藤棚の竹の再利用になっていますね。
:あの白い囲いの中には何があったのか?
白い囲いは「御(ぎょ)」(多分この漢字でいいと思うのですが)と呼ばれています。
この御は、ご神霊とともに宮司さんが入り、白い布で囲んだものです。
亀戸天神の本殿のさらに奥に「奥殿(おくでん)」があります。普段は奥殿の御扉(みとびら)は閉じられているのですが、神忌祭の時には開かれるのです。
境内を回る前に社殿の中では、この御扉を開き、神事が行なわれているんですよ。その後に、ご神霊が「御(ぎょ)」として境内を回るのです。
お答えになったでしょうか。また分からないことがありましたら聞いてみて下さいね。分かる範囲ならお答えできると思います。(^^♪
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コメント
ありがとうございました!
とてもよくわかりました!!!
水曜日の番組の「KEIKO'S」でお話しさせていただきたいと思っています。
ちなみに新しい質問ですが、、
参加者の資格(年齢制限など)と、参加した人は「今年1年元気ですごせる」みたいなご利益の話などありますか?
投稿: ケイ | 2005年3月27日 (日) 午後 11時00分
ケイさん、こんにちは
昨日の放送は大変でしたね。書類作成に追われていて、メッセージお送りできませんでしたが、聴いていて心配していました。
さてご質問ですが、年齢制限はありませんよ。ただ行列に着替えて参加している方は、「氏子青年有志」として氏子町会から参加していますので、自分と町会が青年と認めてくれればOKです♪
松明をもって参加される方は、昔から地元の子供たちが大勢参加していました。当日社務所にお申込いただければどなたでも参加することができます(人数には準備の都合で限りがありますが・・)。
参加された方のお名前は、神前にて、神忌祭が終わったあとも、神官によって、長くそのご加護を祈願されます(正確にはわからないのですが、1年ぐらいだったと思います)。
すいません何か他にもあるのかもしれないのですが、生まれた時から毎年春に行なわれている行事として自然に参加しているものですから・・・。
水曜日、楽しみにしていますね。たぶん書類作成の追い込みと、サッカー観戦の準備をしながら聴いていると思います (^^♪
投稿: 亀戸 大竹 | 2005年3月28日 (月) 午前 08時52分
ありがとうございました!
お仕事がんばってくださいね♪
明日は楽しい北海道のかたと電話をつなぎま~す。
そして大竹さんのお好きな歌手の曲もかかるかも?!!
投稿: ケイ | 2005年3月29日 (火) 午前 11時41分