亀戸地区戦災殉難者供養の日
3月10日は東京大空襲のあった日で、亀戸においても戦災殉難者供養会が行われます。
今日は夕方から供養会の行われる普門院で、設営の準備のお手伝いをしてきました。
以下の記事は亀戸の歴史や史跡のページや過去の日記にもアップしていますが、私たちが聞いた話を子どもたちに伝えていく意味でも、今日あらためて日記のページにもアップさせていただきます。
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この写真は、東京大空襲後に天神橋から亀戸方向を撮影した写真です。
この時、私の祖父や父が暮らした家と店は、現在の場所と蔵前橋通りをはさんだ向かい側、「この写真の中心」にありました。
父は山形へ集団疎開していましたが、祖父や祖母は戦災の頃の話はまったくしてくれませんでした。
ただ他国で行われている戦争のニュースのサイレンを聞いた瞬間、祖母が本当に怖い顔で、「テレビを消しておくれ」と言った時のことが、忘れられません。
私たちの考えられないような体験だったのだと思います。
この写真にはぎりぎり映っていないのですが、この時亀戸天神の蔵や、江東橋四丁目など一部の氏子の神輿蔵は災難を逃れ、今でも大きな神輿や曳太鼓が祭礼の時には街に繰り出しています。
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災害を乗り越えた「亀戸天神の蔵」
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