日本最初のガス灯は亀戸?
日本最初のガスによる照明が行なわれたのは、亀戸なんだそうです。
「日本最初のガス灯」といえば、「横浜」だと思っていました。
ところが、「ガス燈の由来 -創始者は南部藩士- 」というブログに、
南部藩医、島立甫が亀戸の自宅でにおいてガスを照明として利用したと
書いてあるのを見つけ、ビックリしてしまいました。
早速、ネットで検索してみると結構出てくるんですね♪
日本のガス燈事始によると
記録に残ってる一番古いガス燈といわれているのは、江戸時代、嘉永末から安政初めにかけて点灯した島立甫(玄澄)のもののようです。コールタールを取る為に発生したガスを利用し、自宅の柱に竹管を取り付けて点灯させたようです。巷で評判にはなったものの普及することはなかったとのことでした。
また東京ガスの創始者である、渋沢栄一氏の記録を見ても
日本では1830-40ころ、南部藩医島立甫が、江戸亀戸の自宅でガスを乾留し、竹の管を利用してガス点火を行い巷の話題を集めた。1855年には、水戸藩の那珂湊反射炉でガスランプを点灯、1857年には島津藩でも島津斉彬別邸にガス灯が点灯、とありました。
確かに、記録に残っている日本最初のガス照明は、亀戸から始まったんですね。なんかとても嬉しくなってしまいます。
なお、その後の明治5年、神奈川県庁の本通りに十数基のガス燈が灯り、日本のガス事業がスタートし、ガス史、灯火史における歴史的な瞬間となったそうです。
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